2021年2月26日、『外航内航 客乗ミーティング』がZOOMで行われました。(注1)
JCUからは執行部と組合員含め4名が参加、外航内航の各職場から様々な報告がありました。その一部を紹介します。
フィンランド航空とスイスインターナショナル航空(日本ベース)では、60歳以降のフライトについて取り組んでいるそうです。
BAでは、今年1月に60歳になった方が地上職で再雇用されましたが、イギリス本国では定年がないそうで、日本人クルーも60歳以降のフライトが課題になっています。(注2)
また、JAL、ANAではメガネが原則、禁止されている事について、各外航の方から「メガネをかけていても全く問題ない。何がいけないのかわからない。差別になるのではないか」との意見が出されました。
客室乗務員の男女比率(本国)については、スカンジナビア航空では「以前は女性が多かったが、現在は男性が多い」、フィンランド航空では「7:3位で女性が多い」、BA「男女半々」との事でした。
ジェンダーの視点でも今後、日本の航空会社は改革が求められていると言えそうです。
この日は17名が参加し、活発な話し合いになりました。
【たんぽぽ 記】
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(注1)「外航内航 客乗ミーティング」は、航空労組連絡会(航空連)の客室乗務員連絡会(客乗連)が主催しています。
(注2)60歳以降についての内航の状況ですが、JALでは現在、「希望者は全員1年契約65歳までフライトが可能」となっています。また、ANAでは、会社が決めた格付けによって、「1年契約で65歳までフライトできる人」と、「関連地上会社で62~63歳まで働く人」とに分かれるシステムとなっています。
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